N-BOXを止めた理由

『エヌワンでいいかも』

『どうして?』

『だって、後ろの席の子供たちに手が届かないんだよ。』

あれだけ優先事項だったスライドドアを諦めてまで
N-ONEが良いと言い出した経緯をまとめてみます。

■何故エヌボックスを止めたのか。

最近の軽自動車はどれも後部座席の広さを競っています。
広ければ良いってもんじゃないでしょ。

やれ軽自動車ナンバーワンだとか。
高級セダン以上の足元スペースだとか。

ネットや雑誌の評論家さんは皆、
小さな子どもさんが居ないのでしょう。

私も実際、妻に言われるまでそうでした。

「広ければ良い」って思っていました。

でも、本当はそうじゃなかった・・・。

そしてカタログでもこう謳います。

子供が立って着替えができる。
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確かにめちゃくちゃ魅力的です。

公園行けば服を汚したりするのは当たり前。

でもこれって年に数回じゃないですか。

毎日の「手が届かない」ストレスの方が遥かに大きい。

『ジュース開けて』の度にいちいち駐車場に行ってられませんよね。

また、子供がぐずった時に、ちょっと手を握ってあげることもできません。

これが本当に「家族の車」なのでしょうか。

そして後部座席が広いお陰で狭くなった荷室。

ベビーカーはどこに置くの??

『ベビーカーは後部座席の前に置けます。』
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雑誌を見るとよく登場するこのシーン。

おいおい待てよ。

皆さんはどうか分かりませんが、
我が家では基本ベビーカーなんて積みっぱなしです。

常に後ろの足元にベビーカーがあるの?
邪魔でしょうがない。

また、シートを倒せば自転車も積めます。

っていうけど、そんな荷物いつ積むの。

後部席には常にチャイルドシート固定なので、
シートアレンジなんか不要です。

我が家の結論として、

■N-BOXは子供が小学生の家庭には最適!

うちにはまだ早い。

ということになりましたので、今回は見送りました。

優先事項の1番が入れ替わったわけです。

①運転しながら後部座席の子供に手が届くこと。
②コンパクトサイズであること(デミオクラス)
③レギュラーガソリン(ハイオク仕様というだけで何故か拒否)
④そこそこの低燃費(リッター15キロくらいは欲しい)
⑤車内の静かさはデミオ同等
⑥走りはデミオ同等以上
⑦スライドドア

そして候補車が入れ替わった。

・トヨタ ポルテ
・トヨタ スペイド
・トヨタ シエンタ

・ホンダ N-ONE

この記事を偶然見つけてくれたあなたが、
もし同じような境遇でN-BOX等のハイトワゴンを買って、
後悔しないために今回はちょっと辛口でした。

次も候補車を検討していきます。

検討5 ホンダ エヌボックスプラスに試乗(HONDA N-BOX+)

1月12日

さあ、いよいよN BOXの試乗です。
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いつものディーラーへ行き。

『NBOX試乗したいんですけど。』

『できればターボ。』

『あと、NBOXプラスも見たいです。』

NBOX+のNAならすぐに試乗できるとの事。
さっそく試乗させてもらいました。

試乗前にぐるりと一周。

『なにこのハッチ!』

そう、バンパーまで開くんです!
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確かに車椅子に対応しているかもしれませんが、
これじゃあスーパーの駐車場で開閉できません。

ただ、このNBOX+の方が、荷台がNBOXより広いんです。
リアシートアレンジが多彩な分、荷室スペースが広くなっていました。
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『これならベビーカー積めるね。』

そうなんです。
本家NBOXだと後部座席が広くなった代償に荷室が異常に狭い。

ベビーカーを横にして積めない感じです。

『もし、N-BOXにするんならプラスだね。』

『でもリアハッチが大きすぎるよね・・・』

スライドドアを開け、チャイルドシートを移す。

『わー広いね』

もはや広いは当たり前な現代のクルマ。
ドライバーより後部座席優先なんですね。
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『でも広すぎる・・・』

『だって、運転席から手が届かないもん』

いや、これには目から鱗でした。
まさに母親目線ですね。

我が家は2人ともまだ幼児なので、
「ジュース開けて」「お菓子の袋開けて」と言ってきます。

そうした時に、今なら信号待ちで
ちゃちゃっと済ましているのが出来なくなります。

さらにダメ押しが、前列ベンチシート。
これにより後ろに振り返って手を伸ばすことが出来ません。
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まさか運転前からダメ出し連発とは思わなかった・・・

気を取り直して試乗開始。

『スペーシアより運転しやすい』

『SUZUKIより静か』

『でもハンドル軽すぎ』

奥さんの感想としてはこんなところ。

うん。
良い車です。

軽自動車ナンバーワンもうなずけます。

見た目よりもロールが小さく運転しやすかったです。

『戻ってターボに試乗しよう!』

って事で再びディーラーに戻ると

待ち構えていたのは・・・

N-ONE のターボでした。

試乗