エンジンブレーキは必須です。

『N-ONEですか。』

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確かにエヌワンは大きな欠点も見つからない。

『ただね』

『オートマだとエンジンブレーキ使えないんだよね。』

『雪の時にエンジンブレーキが無いと怖いよ。』

そうなんです。
我がN県は雪が降ります。
っていうか積もります。
いや、場所によっちゃ豪雪地帯です。

これがやっかいで、路面凍結時には滑ります。

特にフットブレーキでは、良く滑ります。
ガガガガ!ABSが効きまくるんです。

私も妻も現在MT車に乗っていて、
路面凍結時にはなるべくブレーキを踏まないで
エンジンブレーキで減速しています。

これが出来ないのが怖いというんですね。

ずっとAT車の方はそんなもんだよ。とおっしゃるんでしょうが、
MT乗りは雪の時に安心なんです。

滑るから2速発進とか出来ますしね。

『N-ONEだとターボにするとパドルシフトが付くから、エンブレ使えるよ。』

まあ、軽自動車に乗るならターボしか考えていなかったので、
この線はクリアです。

でもカタログ見ると、
ターボって上級モデルになりますよね。

しかし、また新たな問題が発生します。

そう、予算問題です。

追伸

「N-ONEのすべて」絶版なんですね。
Amazonでも楽天でも売り切れ。
プレミアム価格になっていました・・・

(いくらまで上がった?)

近所の本屋さんでも軒並み売り切れ。
アマゾンで買うか迷いましたが、とりあえずスルー
エヌワンに決めたら買います。

検討8 トヨタ シエンタ (TOYOTA SIENTA)

さて、いよいよ選択肢が無くなってきました。

小型サイズでスライドドアが捨てきれない
我が家の最後の砦?シエンタです。

調べてビックリ。

あーこれってモデルチェンジして無いの??

そうなんです、デビューが2003年
もはや10年以上前の車なんですね。

次期モデルは2015年らしいし・・・

何度も書いていますが、
いくらマイナーチェンジが繰り返されているとはいえ、
基本設計が古い(車で10年はおじいちゃんでしょう。)

根本的なボディー剛性に不安が残ります。

車重があるので、道路の入力に対するダメージは大きいと推測されます。

『うーん・・・古いねー』

『でも、試乗してみたい。』

と、いうことでトヨタのHPより試乗車を探す・・

『え?』

『市内に試乗車ゼロ』

『そんなことあるの~?』

『だって無いよ・・・』

仕方なく、クチコミを漁ります。

『結構人気あるんだね。』

シエンタからシエンタに買い替えした例も多数ありました。

そして、衝撃のレビューが飛び込んできたのです。
キャプチャ
(クリックで拡大します。価格.comより)

『これ、マジ?』

そう、我が家のチャイルドシートはまさにこの回転式
エールベベ・クルットなんです。

『これが使えないんじゃだめだね。』

『そういえば○○ちゃんの家、シエンタだけど、すごく狭かった。』

『今のチャイルドシート使えないなら無理だね。』

チャイルドシート買い替えてまでシエンタに乗る道理はありません。

と、いうことでシエンタも候補から除外です。

情報提供して頂いた「takatakafufufu」さんありがとうございました。

さー困ったぞ。

候補がN-ONEだけになった・・・・・

検討7?(番外編)ホンダ アクティ(HONDA ACTY)

『そういえば、希望をほとんど満たしている車あるよ。』

ある日、ふと思ったわけです。

『スライドドアで』
『後部座席まで手が届いて』
『デミオより小型で燃費もイイ』
『しかもマニュアルが選べる!』

『何?何?』

『じいちゃんのクルマ』

『・・・えーーー』

そう、じいちゃんが乗ってるアクティ・バンです。
これなら奥さんの希望をほぼ叶えてくれます。
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『嫌だ』

『あ、そ。』

話が終わってしまいました。

夢のクルマだと思ったんだけどなー

おわり

検討6 トヨタ ポルテ/スペイド (TOYOTA PORTE/SPADE)

いよいよスライドドアも選択肢が無くなってきました。

N-BOXで一旦、スライドドアの優先順位は下がったものの、
やはり捨てきれない様子。

しかし、この車。思い切った設計ですねー

左側は大きなスライド一枚だけですもんね。
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走行性能は置いといて、まずは実用性を検討してみます。

チャイルドシートを設置して、
ママの乗降や車内の移動なんか良さそうです。

ですが、チャイルドシートを2台常設した場合はどうでしょう。
この情報がなかなか無くて想像の世界なのですが。

後部座席がチャイルドシートで埋まるわけです。

助手席ドアが無いため、
後部座席の乗降は主に大きなスライドドアからになります。

後部座席への乗降は助手席を前にスライドしないと難しいようです。
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ってことは毎回助手席をスライドしないと
子供たちを乗せられないってことですよね。

うーん・・・厳しいんじゃないですか。

子供が一人ならば運転席側からチャイルドシートに乗せて、
助手席は固定で良いかもしれません。

でも、子供が二人の場合
一人は運転席側・一人は助手席側から乗せますよね。

その都度、シートをスライドって面倒です。

これを妻は嫌いました。

『だって助手席に乗るの私だもん』

『それに、後部座席が広いから、どうせ手が届かないよ』

『試乗しなくていいや』

結果、ポルテ/スペイドは候補から除外しました。

 

■ポルテ/スペイドがおすすめな家族

子供が一人の家庭です。

お父さんが運転した時、後部座席には子供とお母さん。

そんな状況が描けるのであればベストな選択でしょう。

 

我が家も子供が一人であれば選んでいたかもしれません。

N-BOXを止めた理由

『エヌワンでいいかも』

『どうして?』

『だって、後ろの席の子供たちに手が届かないんだよ。』

あれだけ優先事項だったスライドドアを諦めてまで
N-ONEが良いと言い出した経緯をまとめてみます。

■何故エヌボックスを止めたのか。

最近の軽自動車はどれも後部座席の広さを競っています。
広ければ良いってもんじゃないでしょ。

やれ軽自動車ナンバーワンだとか。
高級セダン以上の足元スペースだとか。

ネットや雑誌の評論家さんは皆、
小さな子どもさんが居ないのでしょう。

私も実際、妻に言われるまでそうでした。

「広ければ良い」って思っていました。

でも、本当はそうじゃなかった・・・。

そしてカタログでもこう謳います。

子供が立って着替えができる。
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確かにめちゃくちゃ魅力的です。

公園行けば服を汚したりするのは当たり前。

でもこれって年に数回じゃないですか。

毎日の「手が届かない」ストレスの方が遥かに大きい。

『ジュース開けて』の度にいちいち駐車場に行ってられませんよね。

また、子供がぐずった時に、ちょっと手を握ってあげることもできません。

これが本当に「家族の車」なのでしょうか。

そして後部座席が広いお陰で狭くなった荷室。

ベビーカーはどこに置くの??

『ベビーカーは後部座席の前に置けます。』
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雑誌を見るとよく登場するこのシーン。

おいおい待てよ。

皆さんはどうか分かりませんが、
我が家では基本ベビーカーなんて積みっぱなしです。

常に後ろの足元にベビーカーがあるの?
邪魔でしょうがない。

また、シートを倒せば自転車も積めます。

っていうけど、そんな荷物いつ積むの。

後部席には常にチャイルドシート固定なので、
シートアレンジなんか不要です。

我が家の結論として、

■N-BOXは子供が小学生の家庭には最適!

うちにはまだ早い。

ということになりましたので、今回は見送りました。

優先事項の1番が入れ替わったわけです。

①運転しながら後部座席の子供に手が届くこと。
②コンパクトサイズであること(デミオクラス)
③レギュラーガソリン(ハイオク仕様というだけで何故か拒否)
④そこそこの低燃費(リッター15キロくらいは欲しい)
⑤車内の静かさはデミオ同等
⑥走りはデミオ同等以上
⑦スライドドア

そして候補車が入れ替わった。

・トヨタ ポルテ
・トヨタ スペイド
・トヨタ シエンタ

・ホンダ N-ONE

この記事を偶然見つけてくれたあなたが、
もし同じような境遇でN-BOX等のハイトワゴンを買って、
後悔しないために今回はちょっと辛口でした。

次も候補車を検討していきます。

ホンダ エヌワンに試乗(HONDA N-ONE)

営業マン『同じエンジンなんでこれでお願いします。』
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どうやらこのお店にはN-BOXターボの試乗車が無いらしい。

まあ、いいや。
N-ONEも乗ってみたかったし。

ってことでさきほのどN-BOXと同じルートで試乗。

もちろん先にハンドルを握るのは奥様。

でも、乗った瞬間に一言。
『これなら手が届く』
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そう、エヌボックスでは後部座席に手が届かなかったのですが、
エヌワンなら楽々手が届きます。

『イスも独立だし、いいじゃん。』

どうやらN-ONEが気にいった様子。

お店を出て、道路に出たところで。

『ターボ全然違うじゃん!』

『こっちのがイイよ!』

そりゃそうだ。

ただでさえN-BOXより軽い車体にターボパワーでめちゃくちゃ軽快です。

『しかも静か!』

試乗車がプレミアムだったのでよけいにその違いが分かりました。

『こっちにする?』

そんなに気に入ったか。

『スライドドアじゃなくていいの?』

『うーん・・・』

『まあ、じっくり検討しよう。』

途中で運転交代。

とにかく速かった。

一人で乗るなら文句なしでコレに決めてたかも。
ってくらい良かったです。

エンジンの吹け上がりが軽いし、
低速トルクも余裕がありました。

ちょっと頑張ってる感はあるが、
660ccなのでしょうがないです。

スタビライザーが標準ってこともあり、
コーナリングの落ち着きがあります。

内装も軽っぽくない豪華さで十分合格。

ハンドルも適度な重さで運転しやすかったです。

一気にダークホース出現です。

試乗

検討5 ホンダ エヌボックスプラスに試乗(HONDA N-BOX+)

1月12日

さあ、いよいよN BOXの試乗です。
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いつものディーラーへ行き。

『NBOX試乗したいんですけど。』

『できればターボ。』

『あと、NBOXプラスも見たいです。』

NBOX+のNAならすぐに試乗できるとの事。
さっそく試乗させてもらいました。

試乗前にぐるりと一周。

『なにこのハッチ!』

そう、バンパーまで開くんです!
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確かに車椅子に対応しているかもしれませんが、
これじゃあスーパーの駐車場で開閉できません。

ただ、このNBOX+の方が、荷台がNBOXより広いんです。
リアシートアレンジが多彩な分、荷室スペースが広くなっていました。
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『これならベビーカー積めるね。』

そうなんです。
本家NBOXだと後部座席が広くなった代償に荷室が異常に狭い。

ベビーカーを横にして積めない感じです。

『もし、N-BOXにするんならプラスだね。』

『でもリアハッチが大きすぎるよね・・・』

スライドドアを開け、チャイルドシートを移す。

『わー広いね』

もはや広いは当たり前な現代のクルマ。
ドライバーより後部座席優先なんですね。
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『でも広すぎる・・・』

『だって、運転席から手が届かないもん』

いや、これには目から鱗でした。
まさに母親目線ですね。

我が家は2人ともまだ幼児なので、
「ジュース開けて」「お菓子の袋開けて」と言ってきます。

そうした時に、今なら信号待ちで
ちゃちゃっと済ましているのが出来なくなります。

さらにダメ押しが、前列ベンチシート。
これにより後ろに振り返って手を伸ばすことが出来ません。
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まさか運転前からダメ出し連発とは思わなかった・・・

気を取り直して試乗開始。

『スペーシアより運転しやすい』

『SUZUKIより静か』

『でもハンドル軽すぎ』

奥さんの感想としてはこんなところ。

うん。
良い車です。

軽自動車ナンバーワンもうなずけます。

見た目よりもロールが小さく運転しやすかったです。

『戻ってターボに試乗しよう!』

って事で再びディーラーに戻ると

待ち構えていたのは・・・

N-ONE のターボでした。

試乗

検討4 ダイハツ タント(DAIHATSU TANTO) そしてデミオより静かでないと

SUZUKIから帰った夜のミーティング。

『SUZUKIはイヤ。加速悪いし、うるさいもん。』

すっかり奥さんに信頼を無くしたらしい。

ここであらためて優先事項を確認

①スライドドア(子供たちの乗り降り)
②コンパクトサイズであること(デミオクラス)
③レギュラーガソリン(ハイオク仕様というだけで何故か拒否)
④そこそこの低燃費(リッター15キロくらいは欲しい)
⑤車内の静かさはデミオ同等
⑥走りはデミオ同等以上

まあ、人間何かを基準に相対的にしか判断できません。
デミオと比較して、買うなら「もっと良いもの」と思うのは当然です。

そして残った候補車

・トヨタ ポルテ
・トヨタ スペイド
・トヨタ シエンタ

・ホンダ NBOX
・ホンダ NBOX+
・ダイハツ タント

ここで、私からのお願い。

『タントは止めようぜ』

『なんで?』

補強してあるのは分かるんだけど、
Bピラーが無いのは嫌だ。

Bピラーとは全席と後席の中間にある柱のこと。

タントはフルオープンが売りなので、
この柱が無いのです。
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『横から突っ込まれたら嫌だよ。』

我々が家を設計するときも構造計算をして、
柱一本一本を検討します。

当然、柱は無いより有ったほうがいいわけで。

無ければその分、他に負担が行きます。

いくらドアが補強されてたって、
柱に比べれば劣るのは誰だって想像つきますよね。

という勝手な理由でTANTOは除外しました。

『よし、明日はホンダへ行ってNBOXに乗ってこよう!』

雑誌を読むと高評価なNBOX。

期待大です。

検討3 スズキ スペーシア試乗(SUZUKI SPacia)

次はスペーシアに乗り換えます。
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さすがに「女性目線」が売りなだけあって収納がいっぱい。

フィットじゃ無かったティッシュBOX専用収納や、
小さな小物いれが満載。
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『へー凄いね。でもそんなに何を入れるの?』

『ティッシュとか・・』

皆さんはどうか分かりませんが、
我が家では最低限収納があれば事足りるようです。

さて、奥さんがハンドルを握って試乗時開始です。

『わー軽い。さっきよりも良いかも。』

まずまずの加速のようです。

『でもシートがふわふわだし、いかにもSUZUKIの軽って感じだね。』

なかなか手厳しい^^;

『後ろの座席も広くて良いけど・・・』

『荷物が全く入らないね。』

確かに最近の軽自動は後部座席の広さが売りだが荷室の狭さはどうしようもない。

さきほのどソリオと同じルートでバイパスへ。

『やっぱ軽だね。合流がキツイ』

デミオより加速悪くなるのだけは御免です。

何よりうるさい。

バイパス走行だとそれが顕著でした。

ソリオといい、スペーシアといい

高速走行時の走行音が奥さんには不満のようでした。

例によって帰りは私が運転しましたが、感想は同じ。

うーん・・
正直、期待はずれでした。

お店に戻って鍵を返してカタログだけ頂いて帰りました。

営業マンが付くでもなく、

『どうでしたか?』の一言もなく、

あっさりしすぎて夫婦でおどろいていまいた。

もしスズキを買うなら他の店だねって(笑)

さて、次の試乗はどれだ???

試乗

検討2 スズキ ソリオに試乗(SUZUKI SOLIO) 

1月12日 

PCで試乗車を検索すると、
ラッキーな事に一番近くのスズキにソリオの試乗車があるではないか。

早速突撃。

『こんにちは~』

受付のお姉さんに、
『ソリオ乗りたいんですけど・・』と伝える。
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だいたい営業マンが出てきて、
あーでもないこーでもないと来るのだが、
ココは違っていた。

『どうぞ』
いきなり鍵を渡されました。

『免許証のコピーだけ取らせてください。』

『はい・・・』

なんだか拍子抜けだが、
自由に試乗できるので良かった。

『おー広いねぇ』

『後ろの席もスライドするねー』

なんて言いながらチャイルドシートを移し、試乗開始。

例によって奥さんが先にハンドルを握ります。

『なんか大きく感じる』

『イスが柔らかすぎ』

『目線が高くて怖い』

まあ好き勝手言ってます(笑)

『でもフリードと同じくらいなんだよね。』

『そうだよ。むしろ小さいかも。』

市街地を抜けてバイパスに上がります。

『えー・・・加速悪い』

試乗車は1200ccでしたので、確かに4名乗車でバイパス合流は厳しかったです。

『なんかうるさいよね。』

奥さんの基準はあくまでも現状デミオです。

最低これと同レベルを求めるには当然です。

確かにソリオはデミオよりも走行音が気になりました。

そういう意味では先日のFIT3の方が静かでしたね。

バイパスを降りてドライバー交代。

ウォークスルーを活かして、
あえて車から降りずに赤信号のうちに交代しました。

雨だったのでこれは嬉しい。

今度は私がハンドルを握ります。

いきなりバイパス合流です。

『うわー重いね~』

やっぱ1200ccじゃ非力です。
ソリオを選ぶなら1500ccですね。

ソリオに乗るってことは小さな子どもが常に乗車しているって事ですもんね。
エンジンに余裕が無いと厳しいです。
軽自動車ならそこら辺は割り切れますが、普通車を買うんだからきっと後悔します。

あと、良くも悪くも「軽自動車の延長」にある車でした。
乗り心地やシートの座り心地は軽自動車の気持ち上。

軽自動車からのランクアップなら満足度は高いかもしれませんが、
普通車からの乗替えでは不満がありますね。

走行音も軽自動車なら「こんなもん」ですが、
普通車となると同じくイマイチでした。

シートのふわふわ感と加速の悪さで私の気持ちは・・・

さて、
お店に戻ってついで?にスペーシアも試乗させてもらいました。

試乗